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目的とアプローチ

ムジカ・リチェルカータは、忘れさられた音楽の宝物を発掘し、奇想天外な組み合わせによるプログラムを提供することにより、音楽の世界をより豊かにすることを目的としている。私共の演奏会プログラムは、ある特定な時代や様式にこだわらず、400年や700年あるいは1000年の年代を通じて包括できるものである。

作品解釈においては哲学的な原理や秩序に重きを置くが、それが古楽や知られざる作品を聴衆に分かりやすく聞いていただくために、一般的なテーマを演奏会に与えること(例えば「音楽の中のキッチン」とか「バロック音楽の動物の鳴き声」など)、つまり一般的なテーマとプログラムを結びつけることを難しくしているような事は決してない。

いくつかのプログラムでは、典型的な楽器を対照的に演奏させることにより、様々なエポックの特殊な音響の世界を自分の耳で確かめることができるし(例えばタルティーニとダラピッコラの作品による「ムゼッテと悪魔のトリル」)、他のプログラムでは声楽と器楽の作品をバランスよく組み合わせたりする。

ウーゴ・カチョッティがミケランジェロ・ブオナローティ(第二親等の甥)に宛てた手紙の中で「精神豊かなものをユーモアがたっぷりなものと結びつけるために」と書いているように、すべてのプログラムは、教育だけでなく音楽を楽しむ要素もたっぷり含まれている。


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